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マークスライフ、磐田市「空家等活用可能性調査業務委託」を受託
~地域の困りごとに正面から向き合い、再生と安心の仕組みづくりを推進~

マークスライフ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:花原浩二、以下「当社」)は、このたび磐田市より「空家等活用可能性調査業務委託」を受託いたしました。

当社は「世のために。人のために。」を企業理念に掲げ、不動産の可能性を追求し、多くの空き家再生に取り組んでまいりました。

本業務では、磐田市内の空き家の現状把握から、利活用に向けた道筋の明確化、そして所有者様・地域・事業者をつなぐ実行支援まで、一貫した対応を行ってまいります。

 

■背景|静岡県の空き家率16.7% 顕在化する地域課題

近年、空き家の増加は全国的な社会問題となっており、静岡県の空き家率は16.7%(2023年時点)と全国で16番目に高く、約29万6,000戸の空き家が存在しています。(※1)(※2)

当社は、静岡県内で空き家に関するさまざまな相談や実務に携わる中で、「活用したいけれど方法がわからない」「相続や権利関係が複雑で手がつけられない」といった、所有者様の声と向き合ってきました。

磐田市でも、高齢化や人口減少により放置空き家の増加が進んでおり、防災・防犯・景観・資産保全といった地域の安心・安全に関わる課題が表面化しています。こうした状況を受け、早急な対応が求められています。

当社は、民間ならではの専門力と柔軟な支援体制を活かし、課題解決に向けた具体的な一歩を踏み出したいと考えています。

その想いから、今回の磐田市「空家等活用可能性調査業務委託」への応募を行い、受託に至りました。

 

■業務の概要|空き家の可能性を掘り起こす調査と提案

本業務では、地域自治会等から得た空き家情報をもとに、現地調査を通じて、建物の状態や立地、市場性などを多角的に分析した上で、査定を行います。

ご希望の所有者様に対しては「売却」「賃貸」「リフォーム」「管理」「解体」など、それぞれの物件に適した活用方法を具体的にご提案いたします。

さらに、司法書士といった士業や、地域の不動産会社などと連携することにより、相続や権利関係での複雑な課題にも対応可能な支援体制を整備し、扱いが困難で対応されてこなかった不動産に対しても、利活用までを見据えた包括的な取り組みを進めてまいります。

 

■マークスライフの強み|「負動産」を「富動産」に

当社は、事故物件・再建築不可物件・ゴミ屋敷・相続放棄物件など、一般的に取り扱いを敬遠されがちな「負動産」にリノベーションなどを施し、付加価値をつけ、市場に流通させてきました。

当社の最大の強みは、売却・賃貸・リフォーム・管理・解体といった多岐にわたる選択肢をワンストップで提供できる体制です。

今回の業務でも、豊富な現場経験、専門家ネットワーク、そしてお客様に寄り添った提案力を活かし、磐田市の空き家問題に対して柔軟かつ実践的に対応してまいります。

 

■今後の展望|“地域に残る仕組み”の構築へ

本業務では空き家の市場性や活用可能性に基づき査定を行い、将来的に空き家を「地域の資源」として、利活用する仕組みづくりを進めてまいります。

査定結果をもとにした再生モデルの提示、利活用を促す市民への啓発活動、そして持続可能なマッチング支援など、磐田市とともに地域に根差した仕組みを築くことで、より多くの人が安心して暮らせるまちづくりを目指してまいります。

 

※1 出典:令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計(確報集計)結果

※2 出典:令和5年住宅・土地統計調査結果の概要 空き家数、空き家率とも過去最大を記録

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